ミトコンドリアとは
ミトコンドリア

ミトコンドリアとは

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画像引用:[Newton]

ミトコンドリアをご存じでしょうか?

藻の仲間のミドリムシではありません。

生き物が生きていくにはエネルギーが必要です。

このエネルギーを作ってくれるのがミトコンドリアなのです。

ミトコンドリアはいつからあったの?

身体の中のミトコンドリアは生まれる前からあるのですが

そもそも、ミトコンドリアはいつからいるのでしょうか?

諸説ありですが、今から40億年前に生命が誕生したのですが

その後、長い長い時間が経過しました。

 

ミトコンドリアの起源

最初生命が誕生してから20億年経ったある日

酸素と糖を使ってエネルギーを作るミトコンドリアの元になる
バクテリアがいました。

酸素と糖を使ってエネルギーを作る機能がない
私たちのご先祖の真核細胞の元になるバクテリアBがいました。

バクテリアは安全な場所とエネルギーを作るのに必要な糖を

ミトコンドリアへに提供する代わりに

ミトコンドリアから大量のエネルギーを手に入れました。

 

エネルギーの生産工場であるミトコンドリアを手に入れたことで

飛躍的に進化することができたといわれています。

もしも、ミトコンドリアを手に入れてなければ

私たち人類は生まれていなかったかもしれません。

 

ミトコンドリアはどこにある?

エネルギーを作る発電所といえるミトコンドリア

身体のどこにあるのでしょうか

心臓だと思いますか
筋肉にあると思いますか
それとも、脳にあると思いますか

正解は・・・

心臓にあります

筋肉にあります

脳にもあります

つまり、エネルギーを作り出すミトコンドリア

身体全体の赤血球や白血球、血小板や網膜などの一部を除く細胞の中にあります。

身体の場所によって異なりますが

1つの細胞に100~3000個のミトコンドリアが存在して

エネルギーを作り出しているのです。

ミトコンドリアってどのようなかたち?

一般的にミトコンドリアの形は?と質問されると

俵型の細長い形を思い浮かべますねsaibou_mitochondria

ところが、ミトコンドリアはコロコロした粒形もありますが

糸状が多い形です。

 

 

 

mtcd
これが≪Newton≫の表紙にあったミトコンドリアです。

そして、後ろに描かれている青色の細長いのも

すべてミトコンドリアです。

 

 

ミトコンドリアの大きさは?

ミトコンドリアは細胞の中で共生していますので細胞よりも小さいサイズです。

細胞によっても異なりますが

長さは2~3μmです。

1μmは千分の1ミリですのでとても小さいのですが

この小さいミトコンドリアが大きなエネルギーを作り続けてくれているのです。

 

ミトコンドリアの構造

ミトコンドリアの中を見てみると外側の膜と内側の膜からできています。

外側の膜の中に内側の膜があるため

内側の膜の外側と内側の2つの層が作られます。

その層に差を起こすことで水力発電のような仕組みを作っています。

実はミトコンドリアが作るエネルギーの最も大量のエネルギーが作れるのです。

また、ミトコンドリアにもDNAがあり

母系からのみ受け継がれていきます。

ミトコンドリアDNAをさかのぼるとアフリカのたった1人の女性にたどり着くといわれいて

その女性をミトコンドリア・イブと名づけられています。

 

ミトコンドリアってなにをしてるの?

一言でいってしまえばミトコンドリア

身体のエネルギーであるATPを作っている発電所の役割をしています。

PPAPでなく、ATPについては
疲れやすいを解消してスタミナアップする5つの方法】を読んでみてください。

アデノシンを亜出之信さんとして説明しています。

 

人間の身体はこのATPからエネルギーを得ていますが

ミトコンドリアの中にあるATP合成酵素が働いて水力発電のような構造で

1秒間に1400回転してATPを作りだしています。

 

また、研究方法が発達してきたことによってミトコンドリア新しい面がわかってきました

実は、

老化やガン・生活習慣病・糖尿病・記憶力低下・アルツハイマーといった状態も

ミトコンドリアがかかわっていることがわかってきました。

 

もしミトコンドリアが無くなったら?

約95%のATPがミトコンドリアで作られています。

一日にすると50キログラムのATPが作られそのうち
約47.5キログラムのATPがミトコンドリアで作られています。

もし、ミトコンドリアが無くなったら私たちは生きていくことができないのです。
また、ミトコンドリアは加齢により

数が減っていったり

ミトコンドリアの質が

低下してきたりします。
例えば、息があがるというのは

ミトコンドリアが減っていたり、質が低下している状態です。
また、他にもミトコンドリアの機能が低下しておきる症状を表にしました。

ミトコンドリアの機能低下でおきる症状

中枢神経

 けいれん、脳卒中様症状、知能低下、偏頭痛、精神症状、など

骨格筋

 筋力低下、易疲労性(疲れやすい)、など

心臓

 伝導障害(不整脈)、心筋症(心筋が障害され心臓機能が低下)、など

 視神経萎縮(視力低下)、など

肝臓

 肝機能障害、肝不全、など

腎臓

 尿細管機能障害、など

すい臓

 糖尿病、など

血液

 貧血、など

内耳

 感音性難聴、など

大腸・小腸

 下痢、便秘、など

皮膚

 発汗低下、多毛、など

内分泌腺

 低身長、など

出典:難病情報センター 「ミトコンドリア病の症状」より一部改変

また、西原博士の研究によると

免疫疾患や、うつなどの精神疾患、ガンなどの病の原因は

身体の冷えが原因といわれています。

人間の身体が37度に保てるのはミトコンドリアが作るエネルギーがあるからです。

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