疲れやすい・持久力がない原因
原因:1 エネルギーの発電力が減っている??
スマホやケイタイを何年も長く使っていると
充電したにもかかわらず、すぐに充電切れになってしまうことがありますよね
何故だかご存じですか?
何度も何度も、充電と消費を繰り返しているうちに
バッテリー全体の充電量が減ってしまい、すぐに充電切れの状態になってしまいます。
疲れやすかったり持久力がなくなったと感じているのなら
スマホやケイタイと同じように充電量が減ってきているのかもしれません。
人間の身体は電池が1つしかないスマホやケイタイとは異なりますが
疲れやすかったり、スタミナが持たないようであれば
エネルギーの発電している量が減ってきていることが原因で
電池切れをおこしている可能性があります。
原因:2 エネルギーの作る場所が減っている??
今日もごはんを食べましたか?
日本ではお米の生産量が年々減っていますね
もちろん、消費量が減っていることも原因ですが
昔は田んぼだったところにマンションが建ってしまったり
道路になってしまったりしている場所がたくさんあります。
田んぼの面積が減ってきている状態であれば
生産できるお米の量も減ってきます。
人間の身体はエネルギーを自分自身の身体で作り
自分自身の身体で消費しています。
もしも、疲れやすかったりスタミナ切れを感じやすいのなら
エネルギーを作る場所が減ってしまっている可能性があります。
原因:3 エネルギーが別の場所で使われている??
人間の身体は一日50Kgのエネルギーが作られているそうですが
割合からすると一番エネルギーを消費しているのが
実は脳なのです。
脳の重さは体重の約2%の重量にもかかわらず
全体の18%ものエネルギーを消費しています。
心配事や、憶測からの妄想など感情的なもの
神経質にものを捉えて不安になったりイライラしたり
良くない考え方によってストレスに感じると
脳はとても多くのエネルギーを消費してしまいます。
すると身体全体のエネルギーが足らなくなってきます。
エネルギーが足らなくなってくるとエネルギーを作る場所が少ないにもかかわらず
無理をしてエネルギーを作るようになり身体にとってよくない物も発生させます。
これが活性酸素と言われているものです。
もしも、日々、不安や心配事などのストレスがあるのであれば
疲れやすかったり持久力がなかったりすることが考えられます。
身体のエネルギーって何?
人間の身体が活動できるのは自分自身でエネルギーを作っているからです。
そのエネルギーに関係しているのがADPとATPという分子です。
ADPはアデノシンにリン酸がダブルでくっついているので(アデノシン2リン酸)といい
ATPはアデノシンにリン酸がトリプルでくっついているので(アデノシン3リン酸)といいます。
エネルギーの放電状態がADPで充電状態がATPとも言えます。
例えば、
亜出之信さんが奥さんとサイボーモールへお買いものに行って
両手に荷物を持たされているとします。
亜出之信さんとしては両手がふさがっているので
電話が鳴っても出ることができずに放心状態です。
そこに、新しいお店に入り、更に荷物を持つように言われて
「持てない」と亜出之信さんが断ると
『もておんどりゃ~』と
3つの荷物を持っている状態が
エネルギーの溜まった亜出之信さんです。
このP(リン酸)がトリプルの3つあるのがエネルギーの溜まったATP(アデノシン3リン酸)です。
そして、このATPは3つの工程によって作られます。
1.解糖系
2.クエン酸回路
3.電子伝達系
1.の解糖系は細胞質基質で行われ2つのATPを使って4つのATPを作ります。
プラスマイナスすると2つのATPを作ります。
2.のクエン酸サイクルはミトコンドリア内で行われ2つのATPを作ります。
3.の電子伝達系はミトコンドリア内膜で行われ36個のATPを作ります。
ATPが作られる材料が水とグルコース(糖)、脂質です。
それを元にして1日で約50KgのATPが作られていてエネルギーとして使われています。
ATPのほとんどが、『もておんどりゃ~』ではなくミトコンドリアで作られているのです。
それなら、スタミナアップするにはATPをサプリとして取り入れれば!!
そう思いますよね
しかしながら、ATPをそのまま摂ってももエネルギーにはなりません。
それじゃ、ミトコンドリアを食べれば!!
実は、ミトコンドリアは色々な動物の細胞の中に存在していますので
すでに摂っているのですが
疲れやすかったり持久力がなかったりしているのではないでしょうか?
身体の中で起きている状態の物質を単純に口から取り入れても
大きな効果を期待できないのです。