ユビキノンという名称よりも
コーキューテン(コエンザイムQ10)などの方が聞かれたこともあるかと思います。
身体に対して何をしてくれているの?
それではこのユビキノンが
私たちの身体に何をしてくれているのでしょうか?
私たちの身体は、ガソリンや電力会社が作る電気で動いている訳ではありませんね
何をエネルギーにしているかと言えば
そのほとんどが、身体の中にたくさんいるミトコンドリアが
エネルギーであるATP(アデノシン3リン酸)を作っています。
例えば、ちょっと乱暴かもしれませんが私たちをクルマに例えてみます。
クルマが走るにはエネルギーが必要ですね
そのエネルギーを作るのがエンジンです。
身体でいえばミトコンドリアがエンジンです。
酸素やご飯のガソリンを燃料に
酸素と漢字が似ていますが
酵素がパッチと火花を散らして燃料からエネルギーを作ります。
そのパッチと火花を散らすタイミングをコントロールしているのが
ユビキノン(コエンザイムQ10)と言えます。
タイミングが合わなければ火花が散らないのでエネルギーを作れません。
タイミングが合えばパッチと火花が散ってエネルギーができます。
実際には、ATPは解糖系・クエン酸回路・電子伝達系の3種類で作られますが
最も、ATPが作られるのは電子伝達系なのでエンジンに例えてみました。
それでは、ユビキノン(コエンザイムQ10)が身体に何をしてくれているのかというと
身体のエネルギーを作るときのコントロールをしてくれています。
他にも、エンジンであるミトコドリアが古くなって質が低下してくると
エンジンからの排ガス(活性酸素)がより多く出てきてしまいます。
その排ガス(活性酸素)を中和してくれることもSODと共にユビキノン(コエンザイムQ10)はしてくれてます。
簡単に例え話で書きましたが
加齢と共に疲れやすくなってきたり、持久力が無くなってきたりします。
最もエネルギーを作る電子伝達系のコントロールをしたり
質の低下してしまったエンジンの排ガス(活性酸素)を無毒化してくれたりと
とても重要な役割を担っているのがユビキノン(コエンザイムQ10)なのです。
最近、疲れが取れない気がして
もし、そのように感じているなら
サプリメントでユビキノン(コエンザイムQ10)を摂りましょう!
と言うつもりはありません。
何故なら、ユビキノン(コエンザイムQ10)は、体内で合成されます。
また、食品にも含まれています。
ただし、加齢とともに減っていくのは事実です。
疲れてが取れないのであれば
エネルギーが不足しているのかもしれません。
それなら、エンジンであるミトコンドリアをサプリメントで摂れば
エンジンの数が増えてエネルギーをより作ってくれるのでは?
そのように思いますね
しかしながら、ミトコンドリアは生き物の中に存在していますので
すでに食品から摂取しています。
それなら、燃料であるご飯をいっぱい食べれば?
と思ってもそれをすると、あとでダイエットをしなくてはならなくなって疲れは取れないですね
(^^;
じゃあ、やっぱりユビキノン(コエンザイムQ10)をサプリメントで摂れば?
と思ってしまうかもしれません。
実際に販売されているコエンザイムQ10のサプリメントには
酸化型やユビキノールと言われている還元型など様々なタイプがありますが
効果はあるのでしょうが
ミトコンドリアを摂取してもミトコンドリアが増えないように
あまり大きな期待はできないかもしれません。
それなら大量に摂取すればと思うかもしれませんが
各国が医薬品の1日の容量を規定しています。
引用:厚生労働省ホームページ
大量に摂取すると下痢を起こす報告もあります。
サプリメントとしてミトコンドリア、ATP、ユビキノン(コエンザイムQ10) COQ10を経口摂取しても
ミトコンドリアは増えませんし、ATPも増えません。
ユビキノン(コエンザイムQ10)は効果はあると思いますが諸説あります。
線虫では寿命がのびて、ハエでは寿命が縮んだという実験結果もあります。
また、ネズミに毎日毎日、コエンザイムQ10を食べさせるとガンが増加して寿命が縮んだ
という実験結果もあります。
ただし、ユビキノン(コエンザイムQ10)は身体のエネルギーを作るのに必要です。
じゃあ、どのような食べ物に入っているの?
ユビキノン(コエンザイムQ10)はエネルギーを作る際に必要です。
体内でも合成されるコエンザイムQ10ですが
食品にも少量づつ含まれています。
含まれる食品には
牛肉・豚肉・鶏肉・もつ・レバー
イワシ・鮭・サバ・マス・うなぎ・マグロ
きゃべつ・ブロッコリー・ほうれんそう・じゃがいも・枝豆・大豆・ピーナッツ
卵・豆腐
普段のお食事で食べていませんか?
ユビキノン(コエンザイムQ10)はミトコンドリア同様
普段の食事から摂取しているのです。
食品にはわずかづつ含まれていますのでバランスよく食事を摂ることが大事です。
TQ技術では
花が咲くときの物質であるα-トコフェロールとユビキノンは製品に含まれていません。
α-トコフェロールとユビキノンの質を転移させる技術です。