ミトコンドリア

ミトコドリアはヒットマン?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ミトコンドリアといえば

私たちの身体を動かすエネルギーを発生する発電所の役目をするのはご存じでしょうが

実は、ミトコンドリアにまだ他に重要な働きがあるのを知っていますか?

ミトコンドリアが、ガン化した細胞を殺す

私たちの身体には約37兆個の細胞からできています。
(古い情報では60兆個と書かれています)

そして、そのほとんどの細胞にはミトコンドリアが存在しています。

 

私たちは日々暮らしていく中で

  • 自然界からの放射能
  • 紫外線
  • 日用品などに含まれる発ガン物質
  • 加齢によるミトコンドリアの質の低下で活性酸素

などの原因によって

細胞の中のDNAにキズがつけられています。

 

DNAには重要な情報が記されていますので

DNAにキズがついてしまわないように

完全に避けたいところです。

 

しかしながら、完全にキズつけられないように回避することは不可能です。

 

ただし、DNAにキズがついたとしても安心してください。

細胞のDNAにキズがつくと

DNAについたキズを見つけて

修復を開始する重要な働きをするタンパク質が存在するのです。

それが《XPCタンパク質》です。

DNAの傷を見つけたタンパク質が、修復タンパク質を呼び込むメカニズムを解明!

遺伝性疾患の発症プロセス解明にも繋がる

横浜市立大学大学院生命医科学研究科 奥田昌彦特任助教と西村善文学長補佐は、神戸大学バイオシグナル研究センター 菅澤薫教授らとの共同研究で、損傷したDNAを見つけたタンパク質が、その傷を除去して治すタンパク質を呼び込むメカニズムを解明しました。

引用:横浜市立大学

 

ミトコンドリアはライフル銃を撃ちません

細胞の中のDNAがキズつくと

修復するためにタンパク質が働きます。

 

しかし、ガン細胞になってしまうような修復不能な細胞になると

その細胞の中にあるミトコンドリア

ミトコンドリア自身の表面に穴をあけます。

 

すると、そこからシトクロムCというタンパク質が出ます。

それを合図にカスパーゼというタンパク質が

細胞の中にあるほかのタンパク質をバラバラに分解してしまいます。

 

また、DNAを分解する酵素が活性化されます。

その結果、ガン細胞になってしまうような

修復不能な細胞はいくつもの断片に分かれていくのです。

実際には、ミトコンドリアがライフル銃を発射して

細胞を抹殺するのではなく

自身の身体に穴を開けることでその細胞を消滅させるのです。

 

そういった意味でもミトコンドリアが元気なことは重要なことです。

 

アポトーシスにミトコンドリアが関係

細胞死のことをアポトーシスといい

アポトーシスが働かないと古い細胞だらけになってしまいます。

例えば、カエルが卵を産みます。

そしておたまじゃくしが孵り

水の中をスイスイ泳ぎます。

 

しばらくすると、おたまじゃくしはカエルになっていきますが

その時におたまじゃくしの尻尾はアポトーシスで無くなっていきます。

 

他にも、落葉樹が冬になり葉っぱを落とすのも

受精した胎児の指ができていくのも

ガン細胞が死滅するのも

このアポトーシスがかかわっているのです。

 

アポトーシスの抑制で起こる状態が

・ガン
・白血病
・自己免疫疾患

アポトーシスの促進で起こる状態が
・エイズ
・劇症肝炎

と言われています。

そして、注意しなければならないのは

人間が作り出した化学物質でアポトーシスが作動してしまうことがわかってきました。

身の回りの日用品にも注意が必要です。

引用:関西大学

この記事が少しでも役に立った、ためになったと感じられたら
より多くの人に元気になってもらいたいので
【いいね】【シェア】をお願いします。

 ミトコンドリアのパワー更に強くする
 良質なミトコンドリアを増やす情報を差し上げます。
  メールアドレス 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す



日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください