トコフェロールとは
ビタミンEと聞くと何をイメージされますか?
身体に良い、ビタミンEとイメージする方もいらっしゃるかもしれません。
トコフェロールはビタミンEで自然な生き物に多く含まれています。
ところがこのトコフェロールには大別して3種類あるのをご存じでしょうか?
その3種類は
- 天然のトコフェロール
- 酢酸やコハク酸などで安定化された天然型
- 酸化防止剤として良く目にする合成ビタミンE
この3種類は非常ににていますが大きく異なります。
何が異なるのかというと身体に対して良いのか良くないのかということです。
例えば、
食品添加物として使われている
酸化防止剤ビタミンE
これは人工的に合成された合成ビタミンE≪dl-α-トコフェロール≫です。
また、トコフェロールを抽出し酢酸をつけて安定化させたものが
天然型のビタミンEEで、≪酢酸d-α-トコフェロール≫です。
そして、大豆などから抽出される、天然の≪d-α-トコフェロール≫です。
何が異なるのかわかりにくいので順番に並べてみます。
天 然:d-α-トコフェロール
天然型:酢酸d-α-トコフェロール
合 成:dl-α-トコフェロール
ビタミンEであるトコフェロールは
抗酸化作用がありますが
摂取した際には、何によってできているかにより
身体に良く作用するか良くない作用かが異なってきます。
できれば、合成のトコフェロールを摂取しないように気をつけましょう。
ビタミンEの種類
ビタミンEには≪トコフェロール≫と≪トコトリエノール≫の2種類あります。
そしてそれぞれに4種類あります。
トコフェロールとは、ビタミンEのこと。
ビタミンEは、「トコフェロール」と「トコトリエノール」という2つの成分に分けることができ、
それぞれα(アルファ)・β(ベータ)・γ(ガンマ)・δ(デルタ)の4種類があります。
α-トコフェロール
β-トコフェロール
γ-トコフェロール
δ-トコフェロール
α-トコトリエノール
β-トコトリエノール
γ-トコトリエノール
δ-トコトリエノール
8種類あるビタミンEのうち、≪δ-トコフェロール≫が最も抗酸化作用が強いと言われています。
ただし、抗酸化作用以外では、相対的に≪α-トコフェロール≫が優勢と言われています。
さらに、私たちの体内にあるビタミンEのうちの90%はα-トコフェロールだとも言われています。
それでは
≪α-トコフェロール≫が多く含まれている食品をあげてみます。
アーモンド:31.0
サフラワー油:27.1
コーン油:17.1
ビタミンE(mg/100g)
TQ技術ではトコフェロールは製品に含まれていません。
質の転移の技術です。