出典:リサリサ
冬になると女性が悩むことに●●があります。
当然のことながら、●●が原因でお肌がボロボロになります。
普段なら何ともない人も年間を通して悩んでいる人も
この時期になると10人に7人の女性が●●で悩んでいます。
冬になると、気温が低くなり、身体も冷えます。
また、飲み会や集まりも増えて外出する機会もふえます。
結果10人に7人の女性が悩んでいる
便秘です!
気温が低いと余計につらいですよね
また、色々なことを試してもなかなか治りにくく
常に快便ではない人は5人に4人と言ったアンケート結果が出ています。
もしも、便秘のままだと
意外と思われるかもしれませんが
実は腸は身体の外側とも言えます。
腸が身体の外側?
と思うかもしれませんが、口から食道を通って
胃、小腸、大腸、肛門と簡単に書くと繋がっています。
口から入った食べ物は咀嚼されて
胃で消化され、腸で栄養を吸収して残ったものを排出してます。
筋肉や骨は身体の内側にあって
身体を支えたり、動かしたりしています。
つまり便秘で長い時間、悪玉菌が増えた便を
お肌に乗せ続けているのと同じということになります。
腸内フローラという言葉を聞いたことがありますか?
腸内にはお花畑のようにたくさんの腸内細菌が住んでいます。
その数は、日本の人口1億2千万人の78,000倍
約100兆個と言われています。
その腸内細菌は大別して3種類あります。
- 有用菌と言われている善玉菌
ビフィズス菌・アシドフィルス菌・ラブレ菌・フェーカリス菌など - 腐敗菌と言われている善玉菌
クロストリジウム・ブドウ球菌・ベーヨネラ - 普段はどっちつかずの日和見菌
大腸菌・バクテロイデス・カンジタ菌
便秘になるとこの腸内バランスが崩れます。
すると最初に起こるのがおなかの張りです。
そして、気分がイライラしたり、落ち込んだりします。
次にお肌に必要な栄養素が吸収されにくくなります。
更にひどくなってくると腹痛や腰痛に襲われることもあります。
他にも、便秘だとクチが臭くなったり
身体が匂ったりしてきます。
そのままにしておくと、免疫力が低下して風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
どこかの学校で乳酸菌を摂ってインフルエンザを予防していると聞いたことがありませんか?
便秘の状態が続くことは
単に便が出ないというだけではないのです。
どうして便秘になってしまうの?
便秘になってしまう原因はいくつかあります。
大きく分けると次の2つです。
機能性便秘
機能性便秘の原因は、腸などの機能が低下して起こります。
- 蠕動運動(ぜんどううんどう)が正常ではない。
理由はいくつかありますが
薬の副作用
ストレス
食生活の乱れ(砂糖摂取)
などの理由によって腸の蠕動運動が正常でないことにより便秘となります。 - 便意が脳に伝わらない
便が直腸に溜まると通常は便意をもよおします。
ところが、便意があっても我慢し続けると
便意を感じなくなってしまいます。
学校や職場、旅行先などで便意を我慢するとそれをきっかけとして
便秘になることがあります。
器質性便秘
器質性便秘の主な原因は、腸そのものの病変です。
- 腸閉塞や腫瘍、炎症などの病気で腸が狭くなったり
塞がったりすることで便秘になります。
病気が快復することで便秘も治ります。 - 先天的に腸に異常があり便秘の場合には
長くつきあっていくことを考えましょう。
先天的な状態や病気が原因でない場合
便秘のほとんどは大腸の蠕動運動が正常でないことで起きます。
便は大腸で作られます。
口から入った食べ物は食道を通り
胃、十二指腸、小腸と下に向かって流れていきます。
ところが、大腸からは一旦、上に向かって登らなければなりません。
そして、右から左へ
左まで行ったら直腸へ向かって下がっていきます。
この時の動きを蠕動運動(ぜんどううんどう)といいます。
ミミズが動くのを見たことがありますか?
手も足もないのに前へ進めますね
この動きと同じ動きが腸でも起きていて食べ物が肛門へ向けて
動かされているのです。
直腸が便意を感じない便秘もありますが
ほとんどが薬の副作用にしてもストレスにしても食生活の乱れにしても
腸がちゃんと動いてくれないことで便秘になります。
便秘になったらどうしたらいい?
便秘になるとお腹がはってつらいですね
同時に、お腹や手足、身体が冷えているかもしれません。
一般的には便秘を解消するには
毎朝、お水や白湯を飲んだり、腸内バランスを整えるように乳酸菌を摂ったり
決まった時間にトイレにいく習慣をつくったり
マッサージや運動をしたりという方法が言われています。
それでも便秘で整腸薬を飲んだり
しかたなく、便秘薬やマグネシウムを飲んだりしますね
便秘を解消するためにクスリを飲むは簡単ですが
急性的な便秘には効果はあっても
慢性的な便秘には効果が薄くなってきます。
クスリを飲み続けていると
ほとんどのクスリに含まれているアントラキノン系と呼ばれる刺激成分が原因で
大腸の細胞が死に蓄積され真っ黒くなってしまいます。
ミミズが前に進む蠕動運動が大腸で正常に行われるには
エネルギーが必要です。
身体を動かすエネルギーは細胞で行われる解糖系と
ミトコンドリアで行われるクエン酸回路・電子伝達系の
3種類で行われています。
解糖系は35度で活性化しミトコンドリアは37度で活性化します。
ミトコンドリアは解糖系の19倍のエネルギーをつくり出しています。
ゆっくりお風呂に入ったり腹巻をしたり、カイロをお腹に貼ったり
まずは身体を暖めましょう。
ミトコンドリアがエネルギーを作る際には酸素が必要です。
一日に何度も深呼吸をしましょう。
ここで便意を感じる仕組みについて書きます。
食べ物が胃に入ってくると
大腸にスイッチが入り蠕動運動が起こります。
蠕動運動によって直腸に便が入ります。
排便中枢という神経によって脳から排便の指令が出て便意を感じる仕組みになっています。
もし、蠕動運動が正常に働かないと便が直腸に入らず
便意が感じにくくなります。
便秘にならないためには??
身体が正常に動くには
動くためのエネルギーが必要です。
そのエネルギーは自分の身体で作られますが
そのエネルギーは2つ場所で作られています。
酸素を使わずに糖を材料とした細胞で行われている解糖系です。
ストレスを感じたり、糖を摂取すると
この解糖系はすぐにエネルギーを作れますが
作れるエネルギーはわずかなのですぐに身体が冷えます。
解糖系で作られるエネルギーは短距離走に向きます。
大腸での蠕動運動は長距離走と同じで長い時間を必要とします。
それには、解糖系の19倍のエネルギーをつくり出す
ミトコンドリアを活性化する必要があります。
便秘にならないようにするには
ミトコンドリアによってエネルギーをつくり蠕動運動をおこすことです。
もちろん、腸内細菌のバランスや運動、生活習慣もポイントになります。
便秘にならないようにするには
- 身体を暖める
- 深呼吸をする
- 太陽光を浴びるようにする
- 砂糖・小麦をやめる(極端に少なくする)
- 発酵食品を摂る
ミトコンドリアの機能低下による症状
機能異常の主体はエネルギー産生低下と考えられており、そのエネルギー代謝障害による病態が基本である。
大腸・小腸 下痢、便秘、など
引用:難病情報センター
この記事が少しでも役に立った、ためになったと感じられたら
より多くの人に元気になってもらいたいので
【いいね】【シェア】をお願いします。