WHO(世界保健機構)の調査
全世界では、18,600万組が不妊
WHO(世界保健機構)の調査結果をグラフ化しました。
不妊の原因のうち、48%が男性に原因があるとされています。
それでは日本ではどうなのでしょうか?
日本は、世界一の不妊治療大国と言われています。
体外受精実施数は、世界で最も多いにもかかわらず
不妊治療をまかなう医療保険はありません。
不妊治療にかかる費用の平均は
体外受精の1回で50万円かかります。
あるアンケートでは、100万円以上かかったとの回答もありました。
助成金がでる自治体もありますので
お住まいの自治体に問い合わせてみてください。
不妊治療をされた8,000人にアンケート
治療機関で不妊治療をされた8,000人にアンケートとった結果
- キャリアが落ち着いてから子どもを作ろうと思ったが
妊娠に厳しい社会 - 仕事も忙しく、治療しても出口の見えなトンネルのよう
などの意見がある一方
- パートナーが身体とこころの不調に理解してくれない
- 夫が検査を受けたがらない
など
パートナーである夫の無関心や無理解の回答も多数
見受けられます。
実際に男性からすると
もしも、検査を受けて自分が不妊の原因だと
真実を知る勇気が無いとの答えがあるのも事実です。
不妊と言えば卵子の老化と言われますが
WHO(世界保健機構)の調査結果からすると
不妊の原因のうち、48%が男性に原因があると言われています。
一般的には、旦那様と奥様の年齢が同じではなく
旦那様の方が上というご夫婦が多いです。
新たな命が誕生するには大きなエネルギーが必要です。
卵子も卵巣を突き破って子宮まで動きますが
精子も膣から子宮を通り卵子へ長距離ランナーのように向かいます。
例えば、0.05ミリの精子を人のサイズに拡大するとしたら
受精のタイミングにもよりますが
5000メートルの距離を走り続けなければ
卵子へたどり着けません。
その走り続けるエネルギーは
どこで作られるのでしょうか?
精子にはDNAの核があります。
そのすぐ下にミトコンドリアがあり
ミトコンドリアがエネルギーを作っています。
そして、受精すると卵子は精子のミトコンドリアを分解します。
それをオートファジーと呼ばれています。
もしも、ミトコンドリアの機能が低下していたら
長距離を走り抜くことができるでしょうか?
精子は卵子のように赤ちゃんの時からお腹にあるわけではなく
新しく作られています。
奥様より旦那様の方が年齢が上の場合は
ミトコンドリアの機能低下が奥様より進んでしまっているかもしれません。
それがWHO(世界保健機構)の調査結果の
不妊の48%が男性に原因がある結果と関係があると思います。
ミトコンドリアの数を増やすには
有酸素運動をしたり、カロリー制限をするなどを
2~3週間継続すると増えてきます。
活性化する方法もあります。
元気な赤ちゃんを是非授かってください。
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